ミームだ

ミームです

バトー

攻殻機動隊を定期的に見直す。頻度が高い時期は、2日に1回ぐらいみる。めっちゃ好きだから。

バトーと少佐はいつだってかっこいい。

 

ダースベイダーのことはほぼ毎日考える。スターウォーズがめっちゃ好きだから。

心のどこかで、ダースベイダーのように喋れたら、と今でもすごく毎日考えてしまう。アナキン・スカイウォーカーの壮絶な人生にすごく感情移入してしまう。ルーク・スカイウォーカーの気持ちも考えてしまう。

 

バトーじゃないのにバトーみたいになりたいし、ダースベイダーじゃないのにダースベイダーみたいになりたい。そういう人間なのだと思う。憧れ、憧れだけは疑いようがない感情だと思う。

 

もっと色んなキャラクターに憧れてもいいな、って思うのにあんまりできない。冷めた紅茶を飲んで目をつぶる。だるい今日はおしまい。

にんにくを刻むとき

行きつけの肉のハナマサではスペイン産の紫にんにくが、ひとつ100円ぐらいで売ってる

青森県産のはだいたいひとつ298円ぐらいして、非常に香りも強くて良いが、粒数が少ないので俺みたいに割と頻繁に使う場合、コスパがあまりよくない、にんにくにパフォーマンス求める人間まわりにあまりいなそうだけど、この調子で続ける

3個で198円の中国産のものでも構わないが、こちらは逆に、一人暮らしだと粒数が多く、なかなか消費しきれなくて困ってしまう
中国産のものは、一粒一粒が不揃いで柔らかく、使う前から茶色くダメになっている奴が多いので、間引くのも手間だったりする、

その点、紫にんにくはどういう訳か粒数が多く、実もしっかりと固くて、使い勝手が良い。けっこう安い割に手に入ったときの無敵感はハンパない、思わず肩で風を切って帰ってしまう

ルーティン様の生活をしていて、にんにくを刻むとなると、使いみちはだいたい数パターンに収束する

スパゲティ・ミートソースの類を作るときか、マッシュルームのガーリックオイル焼きをするときか、パエリア系のご飯を炊くとき、大枠この3つに限る

 

1つ目は説明不要だと思う、にんにく玉ねぎ人参で適当にソフリットを作り、平行でハンバーグ状に捏ねた牛合いびき肉を、鉄フライパンで焦げ目がつくまで焼き、2つを片手鍋にてマージする、そこに赤ワイン、トマト缶、ハーブ数種類とあと隠し味で砂糖とかナンプラーとか少し入れて煮込んで成立させるアレ

説明しちゃったな

 

2つ目と3つ目は、昔バイトしていたスペイン料理屋でシェフの腕を見て覚えたレシピで、家で繰り返し作って再現性を結構高めた、味はかなり近いところまで来たと思う

ここから先の完成度を高めて安定化させるのが本職シェフなのだろう

 

料理って見よう見まねで作っても再現性ないことが多いところが本当に不思議で、でも完成品の定義を自分の中で持てるようになると途端に上手くいく確率が跳ね上がる

 

ある時点で気づきが生まれると急に上達するので、成長曲線が変な形していて面白い、思ったようにいかないことも多く、いろいろ試してその一皿の背景にある原理原則を理解しようとするのが大事な姿勢だと思う

 

熱々のオリーブオイルに、にんにくとパセリと具材が浸かっていると一般に「〜〜のアヒージョ」と言われがちだが、件のシェフによるとそれは違うらしい

にんにく(aho)と唐辛子で風味を移したオリーブオイルで食材を調理し、香り付けにシェリー酒を使ったものでないとアヒージョ(ahijo)とは言わないって言ってた、これが本当に正しいかどうかは知らないが、専門家が言うのならそうなのだろう

お店でエビのアヒージョを出すときは、仕上げに真っ赤になるまでパプリカパウダーを振っていて、非常に良い風味だったのを覚えている

マッシュルームのガーリックオイル焼きという名前は、香り付けにシェリー酒じゃなくて白ワインを使っているので、あえて名前を分けているとか、そういう理由だったと思う

料理にはこういう言外のルールや、原理原則がいっぱいあるようで、本当に追求すると各食材の歴史や文化的背景、化学の世界に入る羽目になる、そうなると時間がいくらあっても足りないので、あくまで趣味に留めることにしてる

にんにく系の料理に必ずといっていいほどパセリがついてくるのは、彩りもそうだがパセリの持つ消臭効果を狙ったものだそうで、とても理にかなっている、

にんにくを刻むときはだいたいそういうことを考えている 

 

伝えきるために

この場ではとにかく書くことを大切にする

テーマを決めて、とにかくバーっと書き出していく奴をやりたいので

あとシンプルに電子記録としてのミーム、何らかの情報を残していきたいと思った
ミームwikipediaの記事、面白いのでついつい読んでしまう

ja.wikipedia.org


今日は「伝えること」、あるいは「伝えきる」をテーマに書く

 

ここ最近、人に「伝える/伝えきること」に課題感があることに気づいた、日頃のコミュニケーションでご迷惑をかけている方々に申し訳なく思いつつ、これから頑張るぞという意思の表明

 

伝えるってなんぞや

伝えるとはコミュニケーションを成立させることである,

コミュニケーションとは通信と同じくミディアムを介し、送り手と受け手間で発信/受信を繰り返して行う作業のこと

ミディアムは、空気とか水とかメッセージを伝える際に媒介となるもの、これは受け手の状況によって変わる、

例えば、完全に目が見えない方は光ではなく触覚(物理的突起)か空気をミディアムにして情報を受け取るなどする


コミュニケーション・ミディアムは物理的、精神的ノイズの影響を受けるのでクリアにコミュニケーションをしたかったらなるべくこれが少ない状況にて行う必要がある

例えば受け手が会話中に激しい尿意を催している場合精神的ノイズで伝わる情報量が減ったり解釈の部分にノイズが入ったりするので良くない

暑すぎたり寒すぎたりする部屋も同じことが発生する、大事なコミュニケーションをする場面ではこういうところにも気を使えるとベスト

 

前提ここまではクリアした上でなお、「伝えきる」ことに失敗したコミュニケーションでは何が起きているか、次は「コンフリクト」というキーワードにぶち当たった

 

エドワード・T・ホールというアメリカの文化人類学者が1976年に「コンテクスト」という概念を初めて発見、以降コミュニケーションに関する学問が体系化されていった

コンテクストが直訳されることは少ないが日本語ではよく「文脈」と言われたりする

例えば日本は言外の情報量が非常に多い、ハイコンテクスト文化に分類される

ハイコンテクスト文化の出身者が、欧米系のローコンテクスト文化に対峙したときに何が起きるか

文法レベルで主語抜きで遠回しに伝えることが是とされる文化で育った人と、文法構造的に伝えたいことに対して最短経路を辿ってダイレクトに伝えてくる文化で育った人が話し合いをした場合、

おそらく前者は、先輩/後輩/面子など云々に配慮せず、かつめっちゃストレートな物言いをするコイツは失礼な奴だ、と感じ、また後者は後者で、間接的で冗長な表現をするアイツは何が言いたいんだ、言いたいことあるならはっきり言えや、と苛立ちを覚えるのである, This is conflict...


コンフリクトは精神的ノイズになり、情報解釈の際にバイアスが入りやすくなる、

またアイデンティティに関わるテーマでコンフリクトが起きた場合、一気に敵対モードになるケースが多く円滑なコミュニケーションを遂行することが絶望的に難しくなる

コンフリクトは直様表面化することもあれば、水面下で進んでいることもあるのでチリツモ式に大変なことになりがちである

コンフリクトが起きる確率は、コミュニケーターのコンフリクト・スタイルによって大きく変わるのでこれも変数として念頭に置く必要がある

例えば自分のコミュニケーションスタイルを維持しつつ、相手のコミュニケーションスタイルに合わせることでことなきを図る、理想系のコンフリクト・スタイルを持っている人もいる一方で、聞き手は100%話し手であるオレに合わせろ!って人もいるので、ここは都度都度、相手を見極めてスタイルを使い分けたりすることが肝心っぽい

結論、コンフリクトが起きている場合、コミュニケーションを通して正しく「伝えきる」ことはかなり難しくなる

 

伝えきる

こうした普遍的事情を前にしてもなお、正しく「伝えきる」必要がある場面は沢山ある
ではコミュニケーターはどうすれば良いのか

ひとつは、自分のコンテクストを相手のコンテクストをすり合わせる作業をすること

こちらは上記のコンフリクト回避のためにやる、よくあるビジネス会話の「前提条件からすり合わせようぜ!」タイムもこれに含まれる

コンテクストの概念を知っている人同士であれば、比較的スムーズに行われるが、知らない人がいる場合もある
原則、自分から切り出すことで相手も切り出しやすくなる、という返報性の原理に則ったアレもここが使いどきです、
コンテクストがしっかり擦り合っていると誤解や変な解釈ミスが減り、正しく円滑なコミュニケーションが回る確率がかなり上がる


ふたつめは、ビジュアル面のコミュニケーションを強化すること

アルバート・メラビアンのコミュニケーションの3要素の話、言語情報は全体のうちわずか7%を占め、残りの約93%は非言語コミュニケーションが占めている

表情やジェスチャーはメッセージを伝える上でかなり大事、侮れぬのです(「あなどれぬの」って響き、すてき)

ただしキャラによる部分も多いので、違和感が出ない程度に留めるのも大事っぽい、違和感もまたノイズになり、違和感を感じた相手が変な気を使って間違った推測を始めたりするケースも案外ある(そして多くの場合その気遣い/勘違いに両者とも気づけないまま、それが不信感など、未知なるコンフリクトの種になったりする)

 

 

本題に戻る

上記「伝えきる」の二項目に関して課題感が顕著になってきたこの頃です


最近もらったフィードバックだと、

- 最近あったこととか、いつも話が要約から入るので、聞き手側からコンテクストを深掘りしないと話がストーリーとして成立しない
- 表情が乏しいので何考えてるのか/何を感じているのかわかりづらい


などがあり、早急に直していきたい所存、俺みたいにタフじゃないのに内省的なタイプは内部のイシューを早く潰していかないと自重で内部から崩壊する

前者は職責果たす上でも大事な奴、話のコンテクストをしっかり共有しないと限られた時間では意図したことの50%も伝えきれず、結果他の人の貴重な時間を奪ってしまうので非常に良くないです
あと聞く所によると普通にストーリーそのものも面白くないっぽい、結論から入っちゃうからオチがないのか, オチって多分コンテクストのカードを切る順番で作れるものだと思うから時間に余裕あったらこれも修行する

後者に関しては、反抗期以降、両親とは仏頂面でしか話せなくなってしまい、長年実家に住んでいた結果、デフォルト無表情が定着してしまい、、、その習慣が完全にツケで回ってきた形なので恥ずかしい
直近は表情筋トレーニングから始めてる、最近ガムとかよく噛むようになったよ効果あるかわからないけど。。。あとエレベーターで一人のときはめっちゃ変顔とかしてる

現状聞き手の皆様に甘えすぎており、多いに問題ある認識なので、伝える側として意識的に改善を図るなどする(大家、对不起)